(財)東日本不動産流通機構は11日、東日本レインズにおける7月の市況動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,541件(前年同月比6.8%増)と、3ヵ月連続で前年同月を上回った。都県別では、東京都1,124件(同 7.8%増)、埼玉県324件(同4.5%増)、千葉県370件(同▲0.8%)、神奈川県723件(同10.7%増)と、わずかに減じた千葉県を除き増加した。
成約単価は、1平方メートル平均で39万7,600円(同1.6%増)。都県別では、東京都53万1,700円(同▲2.2%)、埼玉県24万6,400円(同1.3%増)、千葉県23万7,000円(同2.7%増)、神奈川県36万6,200円(同6.8%増)と、東京都を除いて上昇した。また、首都圏の成約平均価格は2,583万円(同3.8%増)。成約平均専有面積は、64.97平方メートル(同2.2%増)だった。
一方、首都圏戸建の成約件数は867件(同▲5.6%)と、2ヵ月ぶりの減少。成約平均価格は3,625万円(同▲2.7%)で、6ヵ月連続の下落となった。