不動産ニュース / 開発・分譲

2008/8/18

仙台市で環境に配慮した複合開発を始動/積水ハウス

「青葉のまち」完成イメージパース
「青葉のまち」完成イメージパース

 積水ハウス(株)は18日、仙台市青葉区にける複合開発プロジェクト「青葉のまち」の計画概要を発表した。

 同プロジェクトは、JR「仙台」駅から徒歩17分の開発地域において戸建住宅およびマンションを建築するもの。
 北側にマンション「グランドメゾン青葉のまち」2棟152戸、南側に戸建住宅「コモンシティ青葉のまち」97棟を建築する。
 総合開発面積は3.8ha。地域内に開発面積の10.6%に及ぶ公園を開発。都市の利便性を教授しながら、緑豊かな住環境を創出する。

 開発地域全体では、同社が推進する「5本の樹」計画に基づいた在来樹種を植栽するほか、マンションエリアと戸建住宅エリアの一部を無電柱化するなど住環境に配慮しているのが特徴。

 戸建住宅エリア「コモンシティ青葉のまち」は、敷地面積1万8,623.54平方メートルの97区画。平均宅地面積は191.99平方メートル。
 快適な暮らしを実現しながら居住時に排出されるCO2を削減する取組み「アクションプラン20」に基づく建築に加え、地振動エネルギー吸収システム「シーカス」を搭載するなど、環境に配慮し、耐久性に優れた住宅を供給する。
 また、各戸建住宅の外溝に季節感のある樹木の植栽を提案。マンションエリアと一体となる緑豊かなまち並みづくりを進めていく。
 販売開始は2009年2月上旬の予定で、販売価格は未定。

 マンションエリア「グランドメゾン青葉のまち」は、敷地面積8,125.17平方メートル、建築面積約2,730平方メートル、延床面積約1万6,250平方メートル、鉄筋コンクリート造7階建て。West棟とEast棟の2棟で152戸を供給する。

 West棟とEast棟は左右対称の配置とし、それぞれの入口にまちのシンボルツリーであるオオヤマザクラを植栽。北側には緑地帯を設け、マンション入り口からエントランスホールの間に中庭を配置する。
 住戸は、リビングダイニングと半屋外の生活を楽しむ「アウトドアリビング」プラン、キッチンから洗面所をスムーズに行き来できる「2WAY動線」プラン、充実した収納力の「ファミリークローク」プランなど、居住者のライフスタイルに合わせた多彩な住戸プランを用意している。

 間取りは3LDK・4LDK(75.84平方メートル~94.76平方メートル)。竣工はWest棟が09年7月、East棟が09年12月。販売開始はWest棟が08年12月、East棟は09年4月を予定で、販売価格は未定。

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