(株)ネクストは21日、「『住宅設備選定』の問題点に関する調査」結果の後編を発表した。
同調査は「家づくりネット」の設備コンテンツのリニューアルに伴い、過去2年以内に注文住宅の購入、もしくはリフォームを実施して住宅設備に何らかの不満を持っている人を対象に、2008年7月25日~28日の間、インターネット上で実施したもの。有効回答数は626人(注文住宅購入者310人、リフォーム実施経験者316人)。
それによると、住宅設備の導入・選定経緯について、注文住宅購入者の56.5%、リフォーム実施者の35.4%が「不満が残る」と回答。
注文住宅購入者の不満が残る理由として、「費用が足らなかった」(50.3%)、「普段の生活が忙しくて、情報収集に十分な時間をかけられなかった」(33.7%)が上位に挙がったほか、「業者側に押し切られてしまい、自分の希望が通らなかった」が10.9%いた。
また、リフォーム実施者も「費用が足らなかった」(25.0%)、「決定から実施までの期間が短すぎた」(25.0%)などのほか、「業者側に押し切られてしまい、自分の希望が通らなかった」が22.3%にものぼった。
そのほか、満足度の低い購入者は満足度の高い層と比較して情報収集量が相対的に低いことや、導入した設備に不満を持つ人ほど少ない選択肢から選んでいる傾向が明らかになった。
なお、同調査の詳細は同ホームページを参照のこと。