伊藤忠アーバンコミュニティ(株)は22日、10月1日付で創業38年の老舗マンション・ビル管理会社の(株)ジェクール(東京都中央区、代表取締役社長:鴨志田 尚氏)を吸収合併すると発表した。
伊藤忠アーバンコミュニティは、2008年4月1日付でジェクールの発行済株式を取得し子会社化したが、経営資源の効率化などを図り、よりいっそう競争力を強化するうえで早期に合併を実施することが経営上望ましいと判断、合併に至ったもの。
今回の合併で、ジェクールは解散し、全従業員は伊藤忠アーバンコミュニティに受け入れる。また、ジェクールが管理する約2,000戸のマンションおよびビル約6万5,000平方メートルについても伊藤忠アーバンコミュニティが管理業務を承継する。
合併後の伊藤忠アーバンコミュニティの管理規模は、マンション約1,000物件・約7万7,000戸、ビル約300物件・約110万平方メートル、プロパティマネジメント受託約100物件・約52万平方メートル、賃貸・学生会館マンション運営約11万戸となる。