国土交通省は20日、「土地の有効利用のための土壌汚染情報等に関する検討会」(座長:白鳥寿一東北大学大学院教授)中間とりまとめを発表した。
同会は、土地の有効利用促進の観点から、土壌汚染に関する情報の提供のあり方に焦点を当て、特に土壌汚染に関連する情報のマッピングについて試作・検討するため、2008年8月に設置。これまでに、4回に渡り検討を行なってきた。
中間とりまとめでは、原則として一般に公開されている情報を活用。事業所立地履歴をマッピングすることについて検討し、その課題を整理した。
また、地質図と過去に実施された対象物質に係る土壌調査結果等をもとに、表層地質区分別に「自然由来重金属類」の含有量等のレベルを表示したマップの作成についても検討した。