NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)は9日、「20代のライフプランニング意識調査」結果を発表した。
同調査は、20歳代のファイナンシャル・プランニングに関する社会教育活動や普及・啓発活動に役立てるため、情報収集を目的に実施したもの。
2009年2月6日~12日の間、20~29歳の男女3,756人から回答を得た。
生活するうえで、現在および将来について困っていること、不安に思うこととして、「日常の家計管理」(47.9%)がトップに。続いて、「職(雇用)の確保」(44.7%)、「年金」(41.8%)等が挙げられた。
また、保有金融資産残高について、「なし」が17.7%、「25万円未満」が19.3%、「25万円~50万円未満」が10.3%、「50万円~100万円未満」が12.8%と、全体の約6割が100万円未満となった。
また、結婚願望については、「いずれは結婚したい」が63.6%と最も高く、ついで「結婚する気はない」が16.6%、「わからない」が12.9%となった。
同協会では、将来を思い描いているが、資金等具体的な準備はしていない傾向がみえるとしている。
同調査の詳細は同協会ホームページを参照のこと。