不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/7/30

首都圏の投資用物件利回り、すべての種別で上昇/健美家調査

 不動案投資の収益物件検索サイト「健美家」(http://www.kenbiya.com/)を運営する健美家(株)は28日、首都圏不動産投資物件の2009年上半期(1~6月)の市場動向レポートを発表した。同期に登録された流通物件と、問合せのあった物件(検討物件)を、物件種別(区分マンション、一棟アパート、一棟マンション、一棟ビル)ごとに調査した。

 区分マンション流通物件の投資利回りは10.62%(08年下半期比0.01ポイントアップ)とわずかだが上昇。流通価格1,083万円(同3万円増)、検討価格852万円(同104万円増)となった。

 一棟アパートも、流通物件の投資利回り10.22%(同0.16ポイントアップ)、流通価格は5,639万円(同119万円増)、検討価格は4,158万円(同39万円増)と、利回りは上昇した。

 一方、一棟マンションでは、流通物件利回り9.14%(同0.28ポイントアップ)、流通価格は1億7,586万円(同269万円増)、検討価格は1億4,151万円(同▲462万円)。一棟ビルは、流通物件利回りは9.94%(同0.59ポイントアップ)、流通価格は2億5,303万円(同1,118万円増)、検討価格は1億7,236万円(同▲221万円)となった。

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