シービー・リチャードエリス(株)(CBRE)はこのほど、2009年上半期におけるアジア主要国の不動産投資信託の上場銘柄について、運用状況やマーケット動向についてまとめたレポート「REITS AROUND ASIA」を発表した。
それによると、アジア各国におけるリート数は日本の41がトップ。続いてタイの22、シンガポールの21、マレーシアの13、台湾の8、香港の7、韓国の4となった。
また、平均利回りは、日本が6.88%、タイが9.61%、シンガポールが10.82%、マレーシアが9.26%、台湾が4.47%、香港が8.21%、韓国が8.33%。
なお、日本においては、JREITのリファイナンス問題に対処するため、セーフティネットの役割を果たす3,000億~5,000億円規模のファンドが官民合同で創設されることについても触れられている。
詳細は同社ホームページを参照のこと。