不動産ニュース / 開発・分譲

2010/3/9

プラウドシリーズ最大級マンション「プラウドシティ池袋本町」1期325戸を即完/野村不動産

「プラウドシティ池袋本町」完成予想図
「プラウドシティ池袋本町」完成予想図

 野村不動産(株)は9日、7日に抽選が行なわれた分譲マンション「プラウドシティ池袋本町」(東京都豊島区、総戸数785戸)1期・325戸が、最高7倍・平均1.56倍で即日完売したと発表した。

 同物件は、JR埼京線「板橋」駅徒歩2分に立地するJR社宅跡地に建つ、地上15階地下1階建て、商業施設・保育施設を併設する大規模マンション。同社「プラウド」ブランドマンションとしては、過去最大の規模となる。快適な住まいと環境との調和をめざす環境コンセプト「プラウドエコビジョン」を初採用。LEDランプに対応可能な「マルチランプ・ダウンライト」を全住戸に装備したほか、雨水再利用システムやエコカーのカーシェアリングなどを導入する。

 09年11月のモデルルームオープンから、約6,600組の来場者を集め、販売戸数325戸に対し、総登録件数は509件に達した。1期分住戸は、2LDK~4LDK、専有面積58~87平方メートル。販売価格は4,190万~8,380万円。最多価格帯は5,500万円台(30戸)。坪単価250万円。登録申込者は、全体の半数弱が30歳台。地元豊島区と北区、板橋区に住むユーザーで、ほぼ半数を占めた。

 なお、1期抽選に漏れたキャンセル待ちユーザーも多かったことから、3月下旬から1期2次50戸の販売を行なうことを決定した。

 今回の即日完売について、同社専務執行役員・住宅カンパニー長の松本聖二氏は「申込者の4分の3が、年収1,000万円以下である一方、手持ち資金が1,000万円以上の申込者が6割に達した。詳細な分析をしてみなければわからないが、住宅取得に係る贈与税非課税枠の拡大が一定の効果を発揮したのではないか。お客さまの評価も高いので、年内完売をめざしたい」と語っている。

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