不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/8/16

在庫の早期販売、資産の圧縮に注力し黒字化/日本エスコン10年12月第2四半期決算

 (株)日本エスコンは13日、2010年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年1月1日~6月30日)の連結業績は、事業再生計画にもとづき在庫の早期販売および資産の圧縮を進め、また、1月の社債の買入消去により、社債買入消去益16億500万円を特別利益に計上するなど、売上高67億2,300万円(前年同期比▲38.5%)、営業利益6億900万円(前年同期:営業損失35億1,900万円)、経常利益1億6,400万円(同:経常損失43億8,200万円)、当期純利益17億4,000万円(同:当期純損失80億3,400万円)となった。

 セグメント別に見ると、分譲事業では、前期末在庫135戸を64戸に圧縮し、販売を促進した結果、売上高27億9,000万円(前年同期比▲61.1%)、営業利益1億5,800万円(前年同期:営業損失2億円)となった。

 不動産企画販売事業では、仲介案件などの売上を計上し、売上高2億3,200万円(前年同期比26.8%増)、営業利益1億4,500万円(前年同期:営業損失7億9,100万円)となった。

 不動産関連業務受託事業では、小型のコンサルティング業務を中心に、売上高1,400万円(前年同期比▲83.1%)、営業利益1,000万円(同▲62.3%)となった。

 アセット開発事業では、資産の圧縮に注力、福岡春日プロジェクトでの戸建エリアの一部売却、神奈川県厚木市でのアセット開発物件の売却を行なったほか、保有物件の賃料収入などにより、売上高36億8,400万円(同15.5%増)、営業利益5億4,800万円(前年同期:営業損失22億6,200万円)となった。

 通期の連結業績は、売上高222億円、営業利益15億円、経常利益8億円、純利益24億円を見込んでいる。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。