不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/9/15

募集賃料見直し入居者確保、保有物件稼働率は94.9%に/JSR10年7月期決算

 ジャパン・シングルレジデンス投資法人(JSR)は14日、2010年7月期決算を発表した。

 当期(10年2月1日~7月31日)は、営業収益17億8,000万円(前期比0.8%増)、営業利益7億2,000万円(同▲0.2%)、経常損失1億1,200万円(前期:経常利益2億3,700万円)、当期純損失1億1,900万円(同:2億3,600万円)。一口当たりの分配金は0円。

 当期は、新規取得はなく、当期末時点の保有資産は、シングルマンション39物件、宿泊特化型ホテル4物件、取得価格総額は565億9,100万円、総賃貸可能面積は9万230.43平方メートルとなった。また、ポートフォリオ全体の平均稼働率は、新規募集賃料設定を見直すなど、入居者の確保に努め、94.9%を維持している。
 
 なお、同投資法人は6月21日、クレッシェンド投資法人(CIC)と合併契約を結んでおり、10月1日に効力が発生、CICが吸収合併存続法人となる予定。

 みなし事業年度(2010年9月期、10年8月1日~9月30日)は、営業収益5億7,900万円、営業利益1億8,100万円、経常損失1億2,800万円、当期純損失1億2,900万円を見込んでいる。 

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