森ヒルズリート投資法人(MHR)は14日、2010年7月期決算を発表した。
当期(10年2月1日~7月31日)は、営業収益53億8,800万円(前期比▲2.4%)、営業利益26億7,900万円(同▲5.0%)、経常利益15億2,300万円(同▲11.9%)、当期純利益15億2,200万円(同▲11.9%)。1口当たりの分配金は6,577円となった。
当期は、森ビル(株)から六本木ヒルズ森タワーおよびアーク森ビルの1フロアを対象とする区分所有権の50%の共有持分を追加取得したほか、保有物件については、新規および既存テナントに対する積極的な営業活動を展開するなどして稼働率の維持向上を図った。
当期末時点の保有物件ベースのポートフォリオは11物件、取得価格ベースの投資額は2,118億6,400万円、総賃貸可能面積は10万6,791.40平方メートル。期末稼働率は92.8%を維持している。
通期は、営業収益54億9,000万円、営業利益29億5,200万円、経常利益18億3,000万円、当期純利益18億2,900万円、1口当たりの分配金7,900円を見込んでいる。