不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/2/10

寮事業、ホテル事業堅調に推移も、特損計上で減益に/共立メンテナンス11年3月期第3四半期決算

 (株)共立メンテナンスは9日、2011年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~12月31日)の連結売上高は624億100万円(前年同期比▲0.2%)、営業利益は34億500万円(同2.1%増)、経常利益は24億5,300万円(同▲3.9%)。資産除去債務会計基準の適用に伴う特別損失6億9,600万円を計上し、当期純利益は6億9,700万円(同▲32.2%)となった。

 主力の寮事業は、学生寮事業の稼働は堅調に推移したが、新規取得物件の開発費用等の発生により収益は減少。稼働契約数2万7,468名(同920名増)、売上高286億3,100万円(同1.1%増)、営業利益38億7,800万円(同▲1.9%)だった。

 ホテル事業は、前期にオープンした6事業所と、当期に新たにオープンした5事業所が順調に推移。併せて、変動費管理や徹底したコスト管理を行ない、売上高235億4,400万円(同14.0%増)、営業利益9億900万円(同735.9%増)を計上した。

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