三菱地所(株)は3日、同社が所有およびアセットマネジメントを受託している4事業所が、東京都地球温暖化対策計画書制度の最高評価「AAA」を受けたと発表した。
同制度は、東京都が環境確保条例にもとづき、大規模事業所を対象に2005年度から09年度にかけて「地球温暖化対策計画書」の提出を求めることで、温室効果ガスの排出抑制など地球温暖化対策への計画的な取組みを促すもの。
今回「AAA」を受けた4事業所は「日比谷国際ビル」、「三田国際ビル」、「新大手町ビル」、「朝日生命大手町ビル」。テナントビルで最高評価を受けた5ビルのうち、4ビルが同社のものであった。
同社では、ビルごとにテナントをメンバーとした「地球温暖化対策協議会」を定期的に開催し、環境関連法令の情報共有を進めるとともに、テナントの協力を得ながら地球温暖化対策に取り組んでいる。
また、照明設備や空調設備の高効率化など設備改修を進め、温室効果ガスの排出を抑制しており、これらの取組みが評価されたもの。