不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/4/6

リノベーションマンションの販売が底堅く推移するも純利益大幅減/インテリックス5月期第3四半期決算

 (株)インテリックスは5日、2011年5月期第3四半期決算短信を発表した。

 当期(10年6月1日~11年2月28日)は、連結売上高200億3,300万円(前年同期比0.5%増)、営業利益11億6,700万円(同5.1%増)、経常利益7億1,900万円(同▲0.1%)、当期純利益5億1,800万円(同▲38.9%)となった。

 中古マンション再生流通事業は、リノベーションマンションの販売件数が835件(同6.1%増)と底堅く推移し、平均販売価格2,307万円(同5.4%)と上昇したことから、売上高192億7,000万円(同11.8%増)を計上。一方、マンションによる賃貸収入は、保有する賃貸物件の減少により、売上高が2億6,700万円(同▲17.2%)となった。これらの結果から、同事業における売上高は195億6,900万円(同11.3%増)、営業利益は12億8,900万円(同3.4%増)。

 その他不動産事業では、ビル、戸建て、土地などの販売はなかったこと、保有賃貸物件の減少したことなどにより、売上高4億6,900万円(同▲80.2%)と大幅な減収となった。営業利益は2億200万円(同12.7%増)。

 なお、通期予想は、東日本大震災の影響により、リノベーション工事の一部に遅延などが生じていることから現段階では算定が困難であるとし、未定としている。

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