アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は16日、2012年1月期決算を発表した。
当期(11年8月1日~12年1月31日)の営業収益は112億5,900万円(前期比▲0.8%)、営業利益59億8,400万円(同73.3%増)、経常利益39億9,800万円(同172.8%増)、当期純利益39億9,700万円(同184.5%増)、1口当たり分配金4,500円(同変動なし)。
前期末に掲げたポートフォリオ構築方針に沿った資産の入れ替えによる収益力の向上、高稼働率の維持、スケールメリットを活かしたコスト削減の実施などを行なった結果、1口当たり当期純利益が4,079円となった。また、運用資産の増加とその稼働率が予想を上回る水準を維持できたことにより、公募増資関連費用や修繕費を補うことができ、期初の予想1口当たり当期純利益を75円上回った。
次期(12年7月期)は、営業収益120億6,800万円、営業利益63億1,700万円、経常利益43億6,500万円、当期純利益43億6,500万円を見込んでいる。