三菱地所レジデンス（株）、CapitaLand Azabu West特定目的会社、セコムホームライフ（株）は、港区西麻布4丁目で共同開発している分譲マンション「ザ・パークハウス 西麻布レジデンス」（総戸数190戸）のモデルルーム（三菱地所レジデンス 青山ギャラリー内）の正式オープンに先立ち、4日、報道陣にモデルルームを公開した。
東京メトロ日比谷線「広尾」駅徒歩6分、同「六本木」駅徒歩12分、同千代田線「乃木坂」駅徒歩14分に位置。レストラン「香港ガーデン・麻布迎賓楼」の跡地で開発を進めているもの。
都市居住型総合設計制度を活用し、エリア最高層となる24階建てのタワーレジデンスを実現。公開空地を緑地化したほか、東側に笄公園、西側に神社（神道大教）が隣接するなど、緑豊かな環境も兼ね備えている。
外壁には、三菱地所レジデンス初となる「研ぎ出しプレキャストコンクリート板（PC板）」という素材を採用し、表面に表れる自然石の骨材がアクセントとの深みのある外観を実現する。
非常時に備え、緊急用具、水や食料を備えた防災倉庫を設置し、7日分（3リットル／日）の飲用水、3日分の食料などを全戸分装備する。
合わせて三菱地所レジデンスがメルセデス・ベンツとともにスタートする新サービス「プレミアムオーナーズサポート」を同物件に初導入することを発表。
物件の所有者向けに、物件敷地内の専用駐車場にシェアリング用のメルセデス・ベンツを2台用意する「シェアリングサービス」、専属運転手による運転で個人利用や来客の送迎などに利用できる「ショーファーサービス」を提供するというもの。いずれも有料。その他メルセデス・ベンツのパーティや乗車会などの各種イベントなどへの招待や、メルセデス・ベンツマガジンの配布などのサービスも実施する予定。
敷地面積3,031.63平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造。間取りはSTUDIO～3LDK、専有面積は42.01～124.47平方メートル、予定販売価格帯は4,000万～2億9,000万円台、最多価格帯は5,000万円台（40平方メートル台）と8,000万円（60～70平方メートル）。
5月下旬のホームページオープン以来、約2,500件の反響を得ており、9月1日からモデルルームの事前案内を開始しているが、予約で一杯の状態で、翌週末の案内もすでに予約で埋まっているという。
モデルルームは123.81平方メートル、1LDK＋WIC＋SICタイプを用意しており、今後他の間取り・カラーテイストのモデルルームも公開していく計画。モデルルームの場所（三菱地所レジデンス青山ギャラリー）などについては、同物件ホームページ参照。
なお同社は、青山ギャラリーを一つの拠点として、都心での供給を加速していく考え。
