住友林業(株)は5月23、24日の両日、重要文化財である「住友活機園」(滋賀県大津市)を特別公開する。
住友活機園は、1904年に第2代総理事伊庭貞剛氏が自らの隠棲の住居として建設したもの。伊庭氏の没後に旧住友本社へ寄付され、その後同社グループが維持管理を行なってきた。
同園は洋館・和館など6棟の建物と茶室、四阿などの附属施設と庭園から構成されており、建物の完成度の高さや、居宅のほか附属施設等についても保存状態が良いことなどから高く評価され、2005年5月に文部科学大臣から重要文化財の指定を受けている。
特別公開を実施するのは、両日とも10~11時、13~14時、15時30分~16時30分の3回。入園料は500円(中学生以上入園可)。所在地は滋賀県大津市田辺町10-14。詳細・申込方法は、ホームページ参照。