不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/7/29

「不動産は買い時」の回答が大幅に減少/野村不動産アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネット(株)は、不動産情報サイト「ノムコム」の会員を対象に実施した「住宅購入に関する意識調査」の第7回の結果を発表した。調査期間は7月8~14日で、有効回答数は1,653人。

 不動産の買い時感については、「買い時だと思う」が11.6%(前回調査比5.8ポイント減)、「どちらかと言えば買い時だと思う」が41.8%(同3.2ポイント減)に。両方を合わせると53.4%で、前回調査比で9ポイント減少した。
 一方、「買い時だと思わない」の回答は20.2%で、5.1ポイント増加した。

 買い時だと思う理由については、「住宅ローン金利が低水準」が56.4%でトップ。以下、「今後不動産価格が上がると思われる」46.7%、「10%への消費税引き上げが予定されている」40.9%が続いた。

 今後の不動産価格は、「上がると思う」との回答は44.2%(同4.5ポイント減)に減り、「横ばいで推移」30.6%(同4.3ポイント増)、「下がると思う」11.6%(1ポイント増)がそれぞれ増加した。

 消費税の10%への引き上げが決定した場合の住宅購入計画への影響については、「上がる前に購入したい」が26.8%で最多となったが、「影響は受けない」が26.3%、「当面購入を見送りたい」が26.1%、「予算等の購入計画を見直したい」が17.5%と、回答は分散した。

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