不動産ニュース / 開発・分譲

2014/10/31

丸の内に中小企業と大手企業のビジネス創出拠点/三菱地所・中小機構

 (独)中小企業基盤整備機構(中小機構)と三菱地所(株)、エコッツェリア協会は、全国各地の中小企業・小規模事業者のネットワークと大手町・丸の内・有楽町の企業コミュニティを連携させ、新たなビジネス創発支援の場となる交流・活動拠点「TIP*S/3×3 Labo(ティップス サザン ラボ)」を開設した。

 「TIP*S」は、起業を目指す人や新事業に挑戦したい小規模事業者、活躍の場を求める女性等がビジネスヒントを習得できる学びの場。中小企業支援に関して幅広いノウハウを持つ中小機構が運営し、ワークショップなどの参加型プログラムを通じて事業アイディアの具体化をサポートしている。

 「3×3 Labo」は、共通価値の創造によるビジネス創発拠点として設立した登録制オープンスペース。三菱地所が同エリアで持続可能なまちづくりを推進するエコッツェリア協会に運営を委託する。会社でも自宅でもない第3の場所「サードプレイス」の機能を持ち、1万人が通う市民大学「丸の内朝大学」等のコミュニティと丸の内の大手企業をつなげる交流・活動拠点を目指していく。

 同施設は、「東京」駅前の日本ビル(東京都千代田区)6階に開設。広さは約850平方メートル、最大150名を収容する大会議室やプロジェクトルーム、カフェライブラリ等を設けた。開設時期は2016年3月まで。利用時間は10~18時(平日)。

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