不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/11/19

各事業の売上高比率20%を目指し、安定した収益基盤を構築/フージャースHD

 (株)フージャースホールディングスは19日、2015年3月期第2四半期決算説明会を開催し、今後の事業方針などを説明した。当期の決算は11日のニュース参照。

 上期は、主力の不動産販売事業において、通期計画1,500戸の引き渡し計画のうち、458戸の引き渡しを完了した。契約戸数は1,081戸で進捗率は72.1%を達成。新規の仕掛販売用不動産の取得が順調に進捗しているとともに、その内訳も注力事業である「首都圏マンション」に加え「地方・再開発マンション」「シニアマンション」「戸建」がバランスよく増加した。

 今後は、首都圏エリアで中・長期視点でのマンション用地の取得に注力するとともに、投資用のワンルームマンション分譲等も展開していく。また、立地の選定とコストの精査をしながら地方・再開発マンションに注力するほか、シニア向け分譲マンション、戸建て事業、リノベーション・投資等の事業を推進し、事業ポートポートフォリオの構成比をそれぞれ売上高比率20%を目指し、安定収益基盤を構築していく方針。

 説明会で同社代表取締役の廣岡哲也氏は、「消費税増税の影響はほとんどなかった。今後も消費税増税に関して一喜一憂することなく、顧客の需要をしっかり掴んだ商品を提供し、きちんと配当を出しながら、社内の実力と財務体制を整えつつ、いずれくる変化に対応できるような体制を作っていきたい」と抱負を述べた。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。