東急不動産(株)は20日、第28回「TOREIT四半期報告」(2014年10月)を発表した。JREIT上場投資法人の開示情報をデータベース化し、四半期ごとに調査・分析している。
14年9月末時点のJREIT資産規模は、物件数2,768件(前期比54件増)。資産総額は取得金額ベースで12兆4,136億円(同2%増)、鑑定評価額ベースで12兆1,388億円(同3%増)となった。
期中の取得物件数は63件(同25件減)、取得金額3,062億円(同8%減)。売却物件数は8件(同7件減)、売却金額265億円(同10%減)。取得時鑑定キャップレートは平均5.4%(同0.1ポイント下落)。
また、運用時NOI利回りは平均5.5%(同増減なし)。鑑定キャップレートは半年で全物件平均9.2bp(ベーシスポイント)低下した。