不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/1/27

中古マンション価格天気図、「晴」が減少傾向/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは27日、2014年12月の「中古マンション価格天気図」を公表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を70平方メートルに換算して集計し、その価格変動を天気マークで表示。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。

 同月の「晴」は5地域(前月6地域)に減少。「雨」は5地域(同4地域)に増加、「小雨」は8地域(同11地域)に減少。「薄日」は18地域で変わらず、「曇」は11地域(同8地域)に増加した。11月に18地域あった「薄日」のうち、「晴」に好転した地域は三重県1県で、12地域が「薄日」を維持。5地域が「曇」に悪化し、天候は全国的に悪化傾向にある。

 前月から天候が悪化したのは9地域(同10地域)に減少。横ばいが30地域(同28地域)に増加、改善は8地域(同9地域)に減少した。近畿圏が弱含み、首都圏では東京のみが上昇。安定して上昇を続けている地域は、北海道、東京都、京都府、福岡県のみと、特定の地域に限定されている。

 天気図の詳細については同社公表資料を参考。

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