不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/5/8

注文住宅の業況指数、総受注棟数・金額ともにプラスに回復/住団連調査

 (一社)住宅生産団体連合会は8日、2015年度第1回「住宅業況調査」(15年1~3月)結果を発表した。会員会社の支店・営業所・展示場の営業責任者を対象に、3ヵ月ごとに住宅市場の業況感についてアンケート調査を実施。プラス・マイナスの指数で発表しているもの。

 「戸建注文住宅」は、総受注棟数がプラス24(前期:マイナス21)、総受注金額がプラス14(同:マイナス3)。消費増税以降、消費者マインドの低下でマイナス基調が続いていたが、総受注棟数・金額ともプラスに回復した。

 地域別の総受注棟数は、北海道がマイナス39。それ以外の地域は、東北プラス4、関東プラス36、中部プラス22、近畿プラス14、中国・四国プラス50、九州プラス8と、6地域でプラスと、全体的な指数もプラスに回復した。次期は、総受注棟数プラス20、総受注金額プラス11を見込む。

 顧客動向では、見学やイベント来場者数の「増加」が31%(同:12%)と増加。「減少」が21%(同:52%)と減少し、顧客の動きが大幅に改善していることが分かった。

 「低層賃貸住宅」は、総受注戸数がプラス5(同:プラス1)、総受注金額がプラス7(同:プラス1)と、ともにプラスが継続した。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。