不動産ニュース

2015/11/10

資産開発事業の反動減をホテルリゾート事業が補い増収増益/サンケイビル16年3月期第2四半期決算

 (株)サンケイビルは9日、2016年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~9月30日)の連結売上高は393億4,800万円(前年同期比77.4%増)、営業利益30億9,800万円(同3.3%増)、経常利益21億1,400万円(同13.5%減)、当期純利益9億7,900万円(同28.1%減)。新規に連結した(株)グランビスタ ホテル&リゾートの業績が寄与し、大幅に増収。また、前期の大手町連鎖型再開発に係る販売利益の反動減による資産開発事業の減益も、インバウンド需要でホテルリゾート事業が補い増収増益となった。

 主力のビル事業では、東京サンケイビルは増収となったが、大阪ブリーゼタワーが減収になったことにより減収減益。売上高68億4,200万円(同1.4%減)、営業利益11億3,400万円(同3.2%減)。住宅事業も、販売戸数が260戸(同94戸増)と増加したことにより、増収となったが、前期賃貸マンションの売却益の減を補えず減益。売上高124億1,300万円(同47.5%増)、営業利益12億700万円(同16.5%減)となった。

 資産開発事業は、前述の反動減により売上高5,800万円(同97.3%減)、営業損失1億6,500万円(前年同期:営業利益14億4,500万円)。新規のホテルリゾート事業は、売上高151億400万円、営業利益12億8,700万円。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。