不動産ニュース

2015/11/16

西東京市の団地再生事業でエリアマネジメントが本格始動/大和ハウス工業他

「ひばりテラス118」外観イメージ
「ひばりテラス118」外観イメージ

 (一社)まちにわ ひばりが丘は14日、西東京市ひばりが丘で、エリアマネジメントセンター「ひばりテラス118」をオープンした。

 「まちにわ ひばりが丘」は、ひばりが丘の団地再生事業において、ひばりが丘団地地域のエリアマネジメントに取り組むため、大手ディベロッパー4社(大和ハウス工業(株)、住友不動産(株)、(株)コスモスイニシア、オリックス不動産(株))と(独)都市再生機構(UR都市機構)が連携して設立したもの。なお、4社とUR都市機構はPPP手法によりひばりが丘の団地再生事業を推進している。

 まちづくりの水先案内人として、ひばりが丘団地地域の価値の向上を目指し、「1.子どもからご年配の方まで、安心して生き生きと愛着を持って住み続けられる街にしていくこと」「2.住民のコミュニティ形成と地域の活性化を推進し、協働で地域の課題解決に取り組む街にしていくこと」「3.『防災・防犯』『緑豊かな環境との共生』『歴史・文化』などについて学びながら、新たなライフスタイルを楽しめる街にしていくこと」の3つのミッションを掲げる。

 そのミッション実現のために、地域住民のコミュニティ拠点となる「ひばりテラス118」の運営を挙げており、今回、既存のテラスハウス118号棟をリノベーションしてオープンした。同施設は大小6つのコミュニティスペースやパーソナルスペース(趣味や仕事ができる個人利用のシェアスペース)、カフェ、共同菜園、カーシェアを備える。
 今後は、住民を中心としたボランティアを募集し、チーム「まちにわ師」を結成し、同施設の運営や情報発信、イベント企画運営を一緒に行なっていく予定。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。