国土交通省は4日、旭化成建材(株)の杭工事の事案において電流計データの流用があった物件で、地方公共団体により先行して安全性の確認作業調査を進めている82件中、杭の支持層への到達について判断できると報告のあった57件について、安全性の確認状況(12月3日時点)をとりまとめた。
57件中、「施工記録等から支持層の深さおよびくいの到達深度が確認できたもの」が46件、「くい位置での地盤調査記録があったもの」が3件、「くい施工時に発注者が立会い、適切な施工をチェックした記録があったもの」が3件、「追加でボーリング調査等を実施したもの」が5件となった。
確認状況の詳細は、同省公表資料参照。