不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/4/28

主力の賃貸事業が増収増益。売上高7%増/平和不動産16年3月期決算

 平和不動産(株)は28日、2016年3月期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~16年3月31日)の連結売上高370億1,000万円(前期比7.8%増)、営業利益82億6,700万円(同3.3%減)、経常利益67億800万円(同2.1%増)。当期純利益は固定資産売却益の特別利益計上により44億800万円(同76.7%増)となった。

 主力の賃貸事業部門は、新規稼働ビルの収益貢献があったものの「東京証券取引所ビル」(東京都中央区)の賃貸料減収の影響などで、ビル賃貸事業の収益は203億8,000万円(同11.0%増)。住宅賃貸収益を含めた収益は212億7,600万円(同9.9%増)となった。

 不動産ソリューション事業部門では、不動産開発収益94億8,800万円(同20.1%増)、住宅開発収益15億2,900万円(同46.6%減)となり、不動産仲介収益等を含めセグメント収益133億1,800万円(同5.1%増)となった。

 次期は、連結売上高410億円、営業利益85億円、経常利益70億円、当期純利益45億円を見込む。

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