（株）東京証券取引所のインフラファンド市場の上場第1号銘柄となる「タカラレーベン・インフラ投資法人」が、2日上場した。
同投資法人は、再生可能エネルギー発電設備および再生可能エネルギー発電設備を設置、保守、運用するために必要な不動産、不動産の賃借権または地上権等の特定資産などに投資する。管理会社は、タカラアセットマネジメント（株）。
上場時のポートフォリオは10物件、取得価格合計は約78億7,000万円。
公募価格は10万円、初値は10万9,900円と公募価格を上回った。終値は12万3,900円、出来高は2万1,523株。
併せて、2016年11月期（16年6月1日～11月30日）および17年5月期（16年12月1日～17年5月31日）の運用状況の予想を発表した。16年11月期は、営業収益3億7,900万円、営業利益1億7,000万円、経常利益1億4,800万円、当期純利益1億4,700万円、1口当たり分配金2,981円。17年5月期は、営業収益3億8,600万円、営業利益1億6,000万円、経常利益1億4,000万円、当期純利益1億3,900万円、1口当たり分配金2,818円を見込む。
