不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/12/7

首都圏の中古戸建て価格、2ヵ月連続の下落で3,000万円割れ/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは7日、2016年11月の主要都市圏・主要都市別の中古木造戸建て平均価格動向を発表した。調査対象は敷地面積100~300平方メートル、最寄りの駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。

 首都圏の平均価格は2,914万円(前月比6.5%下落)と2ヵ月連続で下落し、6月以来5ヵ月ぶりに3,000万円を割り込んだ。地域別では、東京都が5,759万円(同10.0%下落)と大幅下落。神奈川県は2,914万円(同7.1%下落)と2ヵ月連続の下落。千葉県は1,926万円(同4.2%上昇)。埼玉県は2,159万円(同7.9%下落)と反転下落した。首都圏では、千葉県以外は大きく下落しており、価格に力強さがない状況。

 近畿圏の平均価格は2,285万円(同7.5%下落)と反転下落した。近畿主要3府県でも、大阪が2,535万円(同5.3%下落)、兵庫が2,139万円(同2.3%下落)、京都府が3,085万円(同17.4%上昇)と、いずれも下落した。

 中部圏の平均価格は2,029万円(同3.5%下落)。愛知県が2,560万円(同2.3%下落)となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年2月号
時代とともに変わる、シェアハウスの形
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/1/5

「月刊不動産流通2025年2月号」発売中!

月刊不動産流通25年2月号販売中♪
特集は「多様化するシェアハウス」。かつてはコスパを求め住む人が多かったシェアハウスですが、最近は新たな出会いや価値観に触れる場として、あえて選ぶ人が増加。とある物件では多様な世代・世帯が1つの家族として子育てをしているそうで…!