国土交通省は12月27日、2016年度上半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表した。16年4月1日~9月30日を元請けとして受注した増築、改築、改装などの工事を対象に、受注高や各月最初に受注した個別工事内容などを建設業許可業者5,000者を対象に調査した。
調査期間中の建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は7兆6,137億円(前年同期比27.1%増)。このうち住宅は3兆1,291億円(同50.5%増)と大幅に増加、非住宅建築物は4兆4,846億円(同14.7%増)となった。
住宅のリフォーム・リニューアル工事の受注件数は317万4,222件(同95.6%増)と大幅増に。目的は「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が281万3,214件(同109.5%増)、「省エネルギー対策」が10万3,985件(同45.3%減)、「高齢者・身体障害者対応」が5万5,958件(同62.2%減)などとなった。