三菱地所(株)は25日、「新広島ビルディング建替計画」(広島市中区)に着手すると発表した。
現「新広島ビルディング」を所有する神戸広島ビル(株)が同ビルを解体した上で、三菱地所が敷地に定期借地権を設定、新たなオフィスビルを開発するもの。同社の広島市内におけるオフィスビル開発は4棟目となる。
計画地は、広島電鉄市内線「胡町」駅徒歩1分。鉄骨造地上14階建て、敷地面積1,088.23平方メートル、延床面積約1万1,500平方メートル。周辺エリアは、広島市中心部の主要道路である「相生通り」に面し、金融機関や大手企業のオフィスが集積する業務機能の中心地区。
竣工後のビル名称は引き続き「新広島ビルディング」とし、オフィステナントや周辺地域の賑わいに貢献する店舗テナントを誘致する。現ビルに入居していた(株)百十四銀行広島支店は再入居する予定。
2017年冬に着工し、19年秋の竣工を目指す。