不動産ニュース / その他

2017/1/27

賃貸住宅の過半数、1万2,000戸を「DIY可能」に/大阪府住宅供給公社

 大阪府住宅供給公社は28日、入居者が自由に模様替えできるDIY賃貸住宅「団地カスタマイズ」の申込受付を開始する。

 高経年の団地では、居住者の高齢化や空き家が増加しているため、「団地カスタマイズ」を導入することで、新規入居者の促進と、既存入居者の長期入居を目指す。

 対象団地は47団地・1万2,001戸。大阪府内の同公社賃貸住宅131団地・2万1,853戸の過半数(約55%)となる。

 対象住戸は、(1)壁への釘の使用、(2)クッションフロアの張り替え、(3)壁の塗装、クロス替え、(4)天井の塗り替え、クロス替え、(5)襖の取り換え、木製建具の取手取り替え、(6)流し台・吊戸棚・棚へのシート貼り付け、取手取り替え、棚の新設などに係る退去時の原状回復義務が免除される。

 申し込み希望者は、「DIY届出書」を特設サイトからダウンロードするか、大阪府内の各管理センター窓口でもらい、提出する。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。