不動産ニュース / 開発・分譲

2017/1/30

「GINZA SIX」が『緑の創出により社会・環境に貢献する開発事業』に認定/銀座六丁目10地区市街地再開発組合

「GINZA SIX ガーデン」イメージ
「GINZA SIX ガーデン」イメージ

 銀座六丁目10地区市街地再開発組合は27日、同組合が開発を進めている複合施設「GINZA SIX」(東京都中央区)が、社会・環境貢献緑地評価システム(SEGES)において、“緑の創出により社会・環境に貢献する開発事業(都市開発版SEGES)”として認定されたと発表した。

 同施設は、「松坂屋銀座店」跡地を含む2つの街区約1.4ha(銀座六丁目10番、11番)を一体的に整備する市街地再開発事業。延床面積約14万7,900平方メートル。鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造地上13階地下6階建てで、商業施設やオフィス、文化・交流施設などの多彩な都市機能とともに、屋上庭園や観光バス乗降所を整備する。竣工は1月31日、商業施設開業は4月20日の予定。

 屋上庭園「GINZA SIX ガーデン」は、銀座エリア最大となる約4,000平方メートル。地上13階高さ56mの建築物屋上に位置し、屋上庭園の約56%に当たる約2,200平方メートルの緑地を新たに創出する。
 植栽は、“江戸時代の庭園文化”をコンセプトに、サクラやカエデ類など四季のうつろいを感じることができる樹種を採用。また、“西欧の広場文化”をコンセプトに、イベント等における活用を重視した広場空間を屋上庭園中央部に配置する。

 こうした取り組みがSEGESから「緑の効果・効用を活かし、環境面での機能向上と共に、賑わいや憩いの空間としての緑地の利用機能を強化していること、また、新たな緑化技術への挑戦と情報発信する取り組み」などと評価された。

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