三菱地所(株)は6日、2017年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(16年4月1日~12月31日)は、連結営業収益8,241億1,100万円(前年同期比15.8%増)、営業利益1,504億4,400万円(同24.1%増)、経常利益1,366億1,200万円(同25.1%増)、当期純利益893億8,400万円(同14.0%増)。
主力のビル事業については、16年4月竣工の「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ及び宿泊施設棟」の収益が寄与。建物賃貸収益は前年同期に比べ増収となった。セグメント営業収益は3,706億5,600万円(同17.1%増)、営業利益は1,036億2,500万円(同21.9%増)。期末空室率は3.08%。
住宅事業では、「ザ・パークハウス晴海タワーズ ティアロレジデンス」(東京都中央区)、「ザ・パークハウスグラン南青山」(東京都港区)など2,224戸(同12戸増)を売上計上。1戸当たり販売単価が増加したこと等により、マンションの営業収益は1,372億4,600万円(同8.1%増)。その他事業においては、賃貸住宅物件の売却等で増収となり、住宅事業全体のセグメント営業収益は2,769億4,700万円(同25.8%増)、営業利益は138億9,900万円(同79.3%増)と大きく増加した。
なお通期については、営業収益1兆1,250億円、営業利益1,850億円、経常利益1,620億円、当期純利益950億円を見込む。