不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/2/8

新築事業で売上総利益率が改善、営業損失圧縮/三井ホーム17年3月期第3四半期決算

 三井ホーム(株)は8日、2017年3月期第3四半期決算を公表した。

 当期(16年4月1日~12月31日)の連結売上高は1,674億100万円(前年同期比1.5%増)、営業損失23億4,700万円(前年同期:営業損失32億7,500万円)、経常損失24億100万円(同:経常損失33億4,000万円)、当期純損失22億9,300万円(同:当期純損失30億3,000万円)。

 主力の新築事業は、期首の受注残高が前期を下回っていたため、セグメント売上高は1,069億7,500万円(前年同期比2.7%減)にとどまったが、売上総利益率の改善等により営業損失は20億8,700万円(前年同期:営業損失28億5,600万円)と改善。建築請負の受注高は1,052億8,300万円、受注残高は1,222億800万円。

 リフォーム・リニューアル事業では、住宅リフォームにおいて、オーナーとのリレーションの強化を図り、メンテナンスリフォーム、ライフスタイルの変化に対応するプラン提案等に注力。オフィス・商業施設リニューアルでは、期首受注残が前期を上回っていたことに加え、受注も増加。セグメント売上高は299億3,000万円(前年同期比15.3%増)、営業利益6億9,700万円(同90.1%増)を計上した。

 通期では、連結売上高2,570億円、営業利益42億円、経常利益41億円、当期純利益22億円を見込む。

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