不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/2/15

20歳代は「お金をかけずめりはりを付けた」家造りを希望/住環境研究所調査

 積水化学工業(株)住宅カンパニーの調査研究機関である(株)住環境研究所はこのほど、20歳代の人が持つ住まいに関する意識調査結果を発表。25~29歳で3年以内に戸建住宅取得意思を持つ人、および2011年以降に住宅を取得した30~44歳の住宅所有者または配偶者を対象にインターネット調査した。有効回答数は1,020件。

 住まいの可変性に関しては、「家族に合わせて間取りなどを変更しやすい住まいにしたい」が20歳代で59%、30歳代以上で50%となり、積極的な意識を持つことが明らかに。

 住まいへのお金のかけ方については、「できるだけお金をかけずにすませたい」が20歳代で37%、30歳以上は27%。理想の住まいの実現と金銭とのバランス感覚についても、「メリハリをつけて、こだわるところはこだわりたい」が20歳代で52%、30歳以上で49%となり、20歳代はできるだけ出費を抑えて、メリハリをつけた家造りをしたいとという意向が強いことがわかった。

 魅力的に感じる住まいのコンセプトは、20歳代は「家族と一緒に過ごす家」(7.4ポイント)、入居後の光熱費を抑えた家」(7.3ポイント)、「無駄な空間のない家」「「家事をサポートする家」(いずれも6.3ポイント)。30歳以上は「入居後の光熱費を抑えた家」(6.6ポイント)、「家族と一緒に過ごす家」(6.3ポイント)、「無駄な空間のない家」(5.7ポイント)となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通40周年

月刊不動産流通 月刊誌 2023年10月号
不動産実務に役立つ情報が満載!
協力すれば空き家が蘇る
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2023/9/13

「記者の目」更新しました。

空き家を『バイク女子』向けシェアハウスに」配信しました。
全国各地で空き家の増加が問題となる中、独自のアイディアで空き家を再生するケースも増えてきている。そんな中、築60年超の空き家を「ガレージ付き」女性専用シェアハウスへと改修、収益物件化した事例があるという。リノベーションを手掛けた(株)Rバンクに、事業の経緯や改修工事のポイント、竣工後の反響等について聞いた。