不動産ニュース

2017/3/1

IoT製品のセキュリティを検討するアライアンスに参加/積水ハウス

 積水ハウス(株)は、1日に発足した「セキュアIoTアライアンス(SIA)」に(株)NTTデータ、大日本印刷(株)、(株)ベンチャーラボ、(株)SELTECHと共同でステアリングパートナーとして参加する。

 SIAは、2020年以降の本格的な普及が予想されるIoT製品の安全・安心を確保する堅牢なセキュリティを実現する仕組みの提唱・推進を目的に発足。
 「ステアリングパートナー」と「スタンダードパートナー」で構成され、ステアリングパートナーは、セキュリティ対策技術に関するSIA仕様の策定等の活動を推進する。日本電信電話(株)、日本ユニシス(株)等6社が参加するスタンダードパートナーは、IoT機器のセキュリティ対策技術に関するSIA仕様の策定・開発・実証実験に必要なワーキングへの参加、SIA仕様に準拠した製品の開発・製造を行なうことができる。

 現在、IoTの発展・普及により、インターネットにつながるさまざまなモノがお互いの状態を把握して、操作できる時代が到来しつつあり、14年に約6,500億ドルだった世界のIoT市場規模は、20年に1.7兆ドルになると予測されている。それに対し、自動運転車の情報システムの乗っ取りや家電機器のハッキングなどのセキュリティリスクの拡大が懸念されている。
 こうした状況を受け、IoTに不可欠な半導体やデバイスのメーカーのほか、住宅・家電・自動車・工場・スマートシティなどに関わるさまざまな企業がIoTに関する課題について話し合い、さらなる活用に向け、セキュリティ問題の分析や技術開発等を行なっていく。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。