東急リバブル(株)は10日、賃貸仲介の一部店舗で、賃貸物件を探すユーザー向けサービスとして「VR(バーチャルリアリティ)内見システム」を導入する。
同システムは、VRゴーグルを用いて、現地にいるような感覚で物件のバーチャル内見ができるシステム。自身の動きに連動させ、室内を移動しながら周囲全方向の空間を閲覧することができる。ユーザーは、店頭で複数物件をVR内見して選別し、現地内見をする物件を絞り込むことで、家探しに費やす時間を短縮することが可能となる。
また、同システムには天候の悪い日や夕方でも明るい室内を確認できるといったメリットもある。今後はさらに、物件により昼と夜の室内画像を用意するなど、サービス内容の拡充と導入店舗の拡大を検討していく。
併せて、物件紹介図面に添付されたQRコードを読み込むことで、いつでもモバイル端末で、室内のパノラマ画像を閲覧できるサービスも導入する。
初回導入店舗は「青葉台センター」「三軒茶屋センター」「横浜センター」で、順次拡大予定。