イオンリート投資法人(ARI)は15日、2017年1月期決算を発表した。
当期(16年8月1日~17年1月31日)の営業収益は11億7,400万円(前期比9.6%増)、営業利益は46億7,100万円(同9.4%増)、経常利益39億5,800万円(同9.3%増)、当期純利益39億5,800万円(前年同期:当期純損失16億2,700万円)、1口当たり分配金は3,019円(同:0円)となった。
前期、平成28年熊本地震による特別損失約52億を計上し、分配金は、利益超過分配金を投資口1口当たり1,450円のみとしたが、地震関連の処理は前期で終わり、通常の分配金を配当した。当期は国内のイオンモール2物件と海外SPCを通じて、マレーシアのイオンモール1物件を取得した。3物件の取得総額は、約190億円。
次期については、営業収益146億3,200万円、営業利益55億8000万円、経常利益47億1,400万円、当期純利益47億900万円、1口当たり分配金は2,875円を見込んでいる。