不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/4/12

全国6大都市ビル空室率、東京除き改善

 (株)ビルディング企画は11日、2017年3月度の全国6大都市圏(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況調査結果を発表した。東京についてはこちらのニュースを参照。

 名古屋エリアの空室率は5.06%(前月比0.20%低下)と改善した。伏見エリアで2,000坪の大型成約があったことが要因。大阪エリアも4.31%(同0.37%低下)と改善。各エリアで大型の成約が進んだ影響が数値に反映された。福岡エリアは2.21%(同0.20%低下)と、空室の少ない状況のなか、複数の大型成約があり、9ヵ月連続で空室率が低下した。札幌エリアは、2.35%(同0.18%低下)と改善した。仙台エリアは7.99%(同0.73%低下)と大幅に改善。仙台駅西口の大型ビルで800坪の成約があったことが空室率の低下に影響した。

 1坪当たりの推定成約賃料は、名古屋エリアが1万19円(同53円減)、札幌エリアが8,391円(同262円減)と下落した。一方、大阪エリアは9,614円(同62円増)、福岡エリア9,455円(同34円増)、仙台エリア9,084円(同298円増)と上昇した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆