近鉄不動産(株)および(株)近鉄・都ホテルズは19日、福岡市博多区で推進する博多都ホテル建替計画「(仮称)近鉄博多ビル」について、概要を発表した。
JR・地下鉄空港線「博多」駅徒歩1分に位置。地上13階地下3階建て。地下1階、1~2階は商業施設、3~13階はホテルフロアとなる。地下階で地下鉄コンコースと接続し、立体的な歩行者ネットワークを形成するとともに、地下駐輪場を整備することで地域の利便性の向上を図る。
ビルの外観コンセプトは「緑と水と光のビル」とし、壁面や最上階に水が流れ落ちる滝や緑を設置し、「見える滝」「見える緑」を演出する。さらに夜間も建物全体のライトアップを行ない、にぎわいを創出する。
ホテルは、客室数約200室で客室面積は30平方メートル超。最上階には、レストランや日帰り入浴も可能な温泉を利用した屋外温泉スパ・屋内浴場などを設ける。低層階の商業施設には高級飲食店の出店などを予定している。
開業は、2019年度に同地で開催予定のラグビーワールドカップ前の時期を予定。