不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/4/27

住宅カンパニー増収増益/積水化学17年3月期

 積水化学工業(株)は27日、2017年3月期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~17年3月31日)は、連結売上高1兆657億7,600万円(前期比2.8%減)、営業利益964億7,600万円(同7.4%増)、経常利益915億1,300万円(同12.7%増)、当期純利益608億5,000万円(同7.4%増)。

 次期予想は、売上高1兆1,040億円、営業利益1,020億円、経常利益970億円、当期純利益630億円を見込む。

 住宅カンパニーは、売上高4,849億円(同2.4%増)、営業利益375億円(同3.2%増)と増収増益。新築住宅事業では16年4月に発売した「Gシリーズ」が建て替え向けに好調、加えて分譲住宅が順調に推移したことで受注が前期を上回った。一方、リフォーム事業では、パッケージ商材の「高耐久・外装リフレッシュ」「水廻り・設備」メニューが伸長したが、平成28年熊本地震の補修対応の影響や、太陽光発電システムの販売が低調であったことなどにより、売上高は前期を下回った。

 次期については、市場環境が金利先高感などの追い風があるものの大きな好転は見込めず前期と同水準を想定。売上高5,000億円、営業利益390億円を予想。

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