野村不動産ホールディングス(株)は27日、2017年3月期決算(連結)を発表した。
当期は売上高5,696億8,000万円(前期比0.0%増)、営業利益772億7,100万円(同4.5%減)、経常利益689億5,200万円(同5.1%減)、当期純利益470億500万円(同0.4%減)であった。
セグメント別では、住宅部門は、5,567戸(前期比439戸減)を引き渡し、売上高3,297億8,700万円(前期比1.4%減)、営業利益277億8,700万円(同12.9%減)。期末の契約済未計上残高は2,779戸(同714戸減)、次期計上予定戸数に対する期首契約率は43.0%。期末完成在庫は252戸(同118戸増)。
賃貸部門は売上高1,150億900万円(同4.3%増)、営業利益325億6,700万円(同2.7%増)で増収増益に。空室率改善による賃貸収入の増加や物件売却収入の増加が寄与した。
資産運用部門は、売上高96億6200万円(同11.9%減)、営業利益60億1,600万円(同18.4%減)。
仲介・CRE部門は、売買仲介における取扱件数・取扱高は増加したものの、前期に物件売却収入を計上した反動減で売上高348億2,000万円(同1.6%減)、営業利益91億2,400万円(同7.8%減)であった。
次期は、売上高6,460億円、営業利益760億円、経常利益670億円、当期純利益440億円を見込む。