スタイルアクト(株)は2日、第37回「マンション購入に対する意識調査」結果を発表した。同社運営のウェブサイトで、直近3ヵ月間に新築マンションの販売センターを訪れた登録会員を対象に、四半期ごとに行なっているもの。有効回答数は124。
1年後のマンション価格は「横ばい」が46.8%と前回(2016年10月)より66ポイント増加した。「上がる」と回答した人も24.2%(前回:41.2%)と大幅に減少し、「下がる」が29.0%(同:18.6%)と大幅に増えるなど、購入検討者の意識が転換点を迎えた可能性を示唆した。
しかし、現在のマンション価格について「高い(購入を諦めるほど+ためらうほど)」が66.1%(同:67.9%)。「高い」との回答は15年7月以降6割超を継続している。
マンション買い時DI(「買い時だと思う」から「買い時だと思わない」の数値を差し引いて算出した値)はマイナス29.0ポイントと前回より12.9ポイント悪化。過去最低を記録し、買い時感は低迷している。