不動産ニュース / 仲介・管理

2017/5/8

管理物件増加で増益増収/スターツ17年3月期

 スターツコーポレーション(株)は8日、2017年3月期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~17年3月31日)は、連結売上高1,808億700万円(前期比12.9%増)、営業利益201億7,800万円(同12.4%増)、経常利益202億200万円(同14.2%増)、当期純利益136億4,600万円(同27.8%増)。

 不動産管理事業は、管理物件数が順調に増加、管理手数料売上および賃貸事業売上が堅調に推移した。また、外壁修繕やリノベーション工事等大規模営繕工事の受注が増加したことによりメンテナンス売上も増加。その結果、売上高671億8,800万円(同6.5%増)、営業利益71億7,100万円(同14.1%増)となった。当期末時点の不動産管理物件数は住宅57万1,350戸(同10.3%増)、駐車場14万217台(同2.7%増)、オフィスビル等の施設1,693件(同12.8%増)。

 建設事業では、建築資材および労務費の高騰が一段落した中、建築資材の集中購買や工期の平準化を図るなど、コストダウンに取り組んだ結果、売上高499億9,000万円(同0.8%増)、営業利益69億4,600万円(同25.4%増)。受注残高は772億8,800万円(同8.5%増)となった。なお、同社が普及に注力する免震構造建物の累計受注棟数は期末時点で397棟。

 次期は、連結売上高1,660億円、営業利益203億円、経常利益203億円、当期純利益137億円を見込む。

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