不動産ニュース / IT・情報サービス

2017/6/1

三菱地所G、売買仲介時にもVR内見を可能に

VR内見システムの接客例

 三菱地所グループは、新築マンション・注文住宅で導入していたVR技術を活用した営業ツールを、売買仲介の営業現場にも拡大する。

 これまで三菱地所レジデンス(株)の新築分譲マンション7物件、三菱地所ホーム(株)すべてのホームギャラリーでVR素材活用の実績があった。1日より三菱地所ハウスネット(株)で取り扱っている売買仲介物件のVR内見も可能となった。

 また、VR技術サービスを展開するナーブ(株)と協働。三菱地所の「VR内見システム」および同社作成の専用撮影アプリを活用することで、営業担当者などが撮影したVR映像をアプリを通じてアップロード可能に。より多くの物件を撮影でき、営業に活用しやすくした。

 顧客の動きに連動して、周囲全方向の画像を見ることができ、実物の住宅の室内にいるような「没入体験型」の「VR内覧」が可能。また、顧客にQRコードやURLをメールで送付すると、自宅でも360度パノラマ映像がパソコンやスマートフォンで見ることができる。

 顧客は1度に複数物件の内覧ができ、希望物件のイメージを明確にして、効率の良い住まい探しができる。同社グループも生産性や顧客満足度の向上とともに、サービスを幅広く訴求することができるとしている。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。