三菱地所グループは、新築マンション・注文住宅で導入していたVR技術を活用した営業ツールを、売買仲介の営業現場にも拡大する。
これまで三菱地所レジデンス(株)の新築分譲マンション7物件、三菱地所ホーム(株)すべてのホームギャラリーでVR素材活用の実績があった。1日より三菱地所ハウスネット(株)で取り扱っている売買仲介物件のVR内見も可能となった。
また、VR技術サービスを展開するナーブ(株)と協働。三菱地所の「VR内見システム」および同社作成の専用撮影アプリを活用することで、営業担当者などが撮影したVR映像をアプリを通じてアップロード可能に。より多くの物件を撮影でき、営業に活用しやすくした。
顧客の動きに連動して、周囲全方向の画像を見ることができ、実物の住宅の室内にいるような「没入体験型」の「VR内覧」が可能。また、顧客にQRコードやURLをメールで送付すると、自宅でも360度パノラマ映像がパソコンやスマートフォンで見ることができる。
顧客は1度に複数物件の内覧ができ、希望物件のイメージを明確にして、効率の良い住まい探しができる。同社グループも生産性や顧客満足度の向上とともに、サービスを幅広く訴求することができるとしている。