不動産ニュース / 団体・グループ

2017/6/27

初の宅建マイスター認定試験、8月24日に

 (公財)不動産流通推進センターは、8月24日に「第1回 宅建マイスター認定試験」を実施する。

 ‟宅地建物取引のエキスパート“として幅広い宅建業務の知識と論理的思考を持ち、リスクを予見しながら公正で合理的な取引ができる実務者を認定する。
 同資格制度は2014年より開始、従来は3日間の集合研修「宅建マイスター養成講座」を受講し、最終日の修了試験を合格した人を認定していた。しかし、従来制度では時間的・地理的制約があるとし、今年度より試験制度に移行する。

 受験資格は、現在宅建業に従事しており、「宅地建物取引士取得後、5年以上の実務経験を有している」または「実務経験は5年未満だが、同センターが実施する不動産流通実務検定‟スコア”で600店以上を得点している」を満たす者。
 試験問題は、売買契約、重要事項説明、CS・コンプライアンスに関する「択一式試験」と、売買契約、重要事項説明に関する「記述式試験」からなる。
 受験会場は同センター大会議室(東京・永田町)、受験申込期間は6月28日~8月15日、受験料は8,000円(税込み)。

 また、同センターは、同資格認定試験実施に向け、8月22~24日に「宅建マイスター養成講座」を開講する。従来、同講座の受講は資格取得のための必須要件だったが、今年度からは任意受講となる。
 22日は、不動産取引に内在するリスクの予見について解説する「取引の安全確保編」を、23日は、重要事項説明の説明義務等について解説する「重要事項説明篇」を、24日は実践的な事例を基に、トラブル発生時の対応などについて考える「応用編」を実施する。

 受講会場は受験会場と同じ、同センター大会議室、6月28日より申し込みを受け付ける。1日単位の受講が可能で、受講料は8,000~1万円(税込み)。

 いずれも、申し込みは、ホームページより。

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