不動産ニュース / 開発・分譲

2017/7/6

神戸市にBTS型物流施設が竣工/三菱地所

「ロジクロス神戸三田」外観

 三菱地所(株)は19日、近畿の大手流通グループ(株)さとう専用のBTS型物流施設「ロジクロス神戸三田」(神戸市北区)を竣工。6日、竣工式を行なった。

 同施設は、中国自動車道・六甲北有料道路「神戸三田」ICまで約2kmに立地。鉄骨造地上2階建て、敷地面積2万93平方メートル、延床面積1万4,464.67平方メートル。工場・倉庫等が集積した工業団地内に位置し、24時間運営が可能。付近には住宅地があり、安定的な雇用確保が期待できる。

 床荷重は1平方メートル当たり1.5t、梁下天井有効高は5.5m以上、柱スパンは11m以上。全館LED対応等、最新の物流施設を備えた汎用性の高い仕様となっている。

 また、プロセスセンター(鮮魚・精肉・惣菜加工センター)に倉庫を併設した、冷蔵・冷凍・常温の3温度帯に対応。30台以上接車可能な入出荷用のトラックバースを2方向に設置。150台超の屋上従業員駐車場も整備している。

 「PC(鮮魚・精肉・惣菜の加工・配送センター)」機能、「DC(常温商品の在庫型配送センター)」機能、「TC(生鮮・日配・常温商品の通貨型配送センター)」機能を合わせ持つ総合物流拠点となる。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。