NTT都市開発(株)は13日、元京都市立清水小学校跡地(京都市東山区)の活用計画について、京都市と清水自治会連合会と合意したと発表。
同計画では、同社が開発から経営までを行なう初の直営ホテル(運営は(株)プリンスホテルへ委託)を建設する。鉄筋コンクリート造地上4階建て、延床面積約6,880平方メートル。客室数約50室。今後、京都市と土地賃貸借契約を締結し、跡地の特性を活かした事業を展開する。
昭和初期に建てられた歴史的に価値のある既存校舎の意匠を残し、和×洋、モダン×アンティークなどの要素を掛け合わせることで、高品位なホテルを目指す。
清水小学校は、明治2年開校。地域住民の寄付で創設した番組小学校の一つ。開校当時から地域の人々の絆を深める場であったため、ホテルの敷地内にも集会所を設置し、地域コミュニティ活性化に寄与する。また、非常時には避難所としての機能を担い、安全・安心なまちづくりに貢献する。
開業は2019年夏頃の予定。